子育て中のパパママ必見!~つくばマンション購入の選び方情報~
前説
つくばでのマンション購入を考えている小学生のお子さんをお持ちのパパ・ママへ。こんなことでお悩みはありませんか。
「つくばに子育て環境が充実しているマンションはたくさんあるけどいまいち基準が持てない」
「つくばは子育て環境が充実してるときくけどもつくばでの子育てを具体的に想像したい」
「そもそもマンションでの子育てについての情報が欲しい」
実はつくばの子育て環境は国内随一のレベルで様々な秘密があるのです。
この記事では、つくばの街を子育てという観点から分析し、マンション購入を考えているパパママにつくばでの子育てを充実させるマンションの選び方をお伝えしていきます。
この記事を読んだ後には、つくばのマンションでの子育てについて今より具体的にイメージできている状態になっているに違いありません。それでは一つずつポイントを一緒に見ていきましょう。
目次
1.つくばで子育てする前にチェック!つくば教育環境の選び方
1-1.つくば市小中学校教育環境リサーチ
1-2.つくばの教育風土~研究学園都市ってどんなもんじゃい~
1-3.つくばの養育費~つくばの塾事情~
3.子育てマンションの選び方~注意したい3つのポイント~
3-1.マンション子育てのメリット・デメリット
3-2.マンション子育てしやすいマンションの選び方
この記事ではこんな情報が得られる
・なんでつくばの教育水準は全国随一
・つくばでは公立校なのに小中一貫校?
・つくばでは高次元の小学校教育を受けられる
・つくばでマンション子育てをするポイント
・マンション子育てにおいてみておきたいポイント
1.つくばで子育てする前にチェック!つくば教育環境の選び方
つくば市小中学校教育環境リサーチ
つくば市は市全域が研究学園都市という国家プロジェクトで整備された町です。まさしく研究と教育のために作り上げられた街であり、当然小学校時点から高い教育水準であることが分かります。ここでは、その中でも特にレベルの高い校区と、つくばの小中学校教育の特徴をお教えしていきます。(参照サイト:http://www.tsukuba.ed.jp/)
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小学校時点からの教科担任制
つくば市では「4・3・2」型の教育が進められています。「4・3・2型」とは今までの「小学校6年・中学校3年」の型ではなく義務教育の9年間を「4年(前期)3年(中期)2年(後期)」と進めていくものです。これらは中一ギャップなどの課題の解決とともに戦後の旧型の教育制度ではなく自由度の高い連続的な学習が可能になり9年間の中で一貫した教育を行うことができます。
その過程で小学校5、6年生時点より専門性の高い教育を受けることができます。この「4・3・2型」の取り組みは平成24年に市内初の施設一体型小中一貫教育校として新設された春日学園で重点的に行われています。またそのほかの小中学校でも施設分離型中高一貫校でも整備が進められています。
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施設分離型小中一貫校である「学園」システム
平成24年度からつくば市では小中一貫教育が行われています。このシステムは既存の小学校と中学校の中で行っています。学園の組み合わせと名前は下記のようになっています。
そもそも学園制とは何を意図されて作られているのでしょうか。上述の通り既存の「6・3制」から「4・3・2制」への移行のためというのもありますが、つくば市では施設一体型の小中一貫校ではなく、既存のもともとある施設を生かした状態で「2・3・6制」を行うため施設分離型の小中一貫型というのを進めているのです。実際にすすめられている活動を3つ紹介していきます。
①小中交流授業
中学生が学園内の小学生に実技の授業を教え、小学生にとっては技術の向上、中学生にとっては教えることによって知識の定着を図ることができます。
⓶小小交流授業
学園内の小学校が交流を行うことによって学習内容の共有を行い、中学校進学時の負担を減らす。さらに閉鎖的な空間になりやすい小学校での教育を開放的なものにすることで多様性を学ぶことができた。。
⓷中学校教員による小学校への乗り込み授業
中学校教員がティームティーチング授業を行うことで,小学校でも専門的な指導が受けることができます。この取り組みによって5年生になってから始まる教科担任制にとも連携し、小学生の段階で専門性の高い知識に触れることができます。
学園制と「4・3・2型」の取り組みによってつくば市は常に自由度の高く、連続的な一貫した教育を行うことができます。そのレベルの高さは実際に成果としても目に見えています。国単位でも様々な教育改革がなされている中でつくば市の先進性は非常に注目されています。
- つくばで人気の校区はどこ?
(画像参照:http://school.mapexpert.net/)
つくば市の校区は駅前のみですが上記のようになっています。
全国随一の教育水準のつくば市においても名門と呼ばれる竹園東小、竹園西小、また新設された人気の春日小、は駅周辺に集中していることが分かります。つくば市の小学校は基本的に校区の越境は手続きを踏めば可能ですが、学校の施設の状況や、子供の通学時間に問題や限界がある場合は越境通学は認可されません。
つくばに新たに引っ越す方で子供の教育を考えるのであれば校区というのも重要なポイントですので、駅周辺のマンションからチェックするのが良いでしょう。
校区についてもっと知りたい方はこちらもオススメ→https://tsukuba-apartment.com/map/
つくばの教育風土~教育学園都市ってどんなもんじゃい~
研究学園都市とは東京等の国の試験研究機関等を計画的に移転することにより東京の過密緩和を図るとともに、高水準の研究と教育を行うための拠点のことです。現在、つくば市には筑波大学やJAXAなど国等の研究・教育機関をはじめ、およそ150の民間の研究機関・企業等が立地しており、2万人ちかくの研究者が研究を進めています。
そのような先進的な学術的教育環境が整えられてるつくば市はおよそ教育に対してどのような取り組みを行っているのでしょうか。
- ICT教育歴40年⁉つくば市内の全小中学校にてICT教育の実施
つくば市では「つくばオンラインスタディ」という家庭学習システムを導入しいつどこでも学べる環境を整えています。さらにつくば市内のすべての小中学校では電子黒板とタブレットPCを導入し、無線LANを整備しています。学内でのプレゼン発表やタブレットを活用した協働授業やプログラミング学習など「次世代型スキル」向上に取り組んでます。このような先進的な取り組みからつくば市のすべての小中学校では「学校情報化優良校」に指定されています。
活発な発表等の機会を積極的に生徒に与える教育風土によって子供たちは自身の意見を控えることなく学習に取り組むことができます。また他学園間においてもSkypeを活用して共同の研究を行っている事例もあり、ある一定の学校だけではなく、つくば市全体でICT教育が進められていることが分かります。(参照サイト:https://www.tsukuba.ed.jp/)
つくばの養育費~つくばの塾事情~
つくば市は平均年収400万前後で、20000人ちかくの研究者がいる街でありつくば市の職種の中では研究職は断トツの数となっています。これほど高い研究水準の高いつくばしにおいて、当然子供にかける養育費の水準も高いことが考えられます。今回はつくば市ならではの塾の情報と養育費の平均値についてもお教えしていきます。
①つくばの塾情報
塾の質は塾独自のカリキュラムに加えて教えている塾講師や、家庭教師の質に大きく左右されるでしょう。つくば市で塾講師となるのは主に筑波大学の学生や、つくば市に住む学生が多いです。
筑波大学は東京教育大学を全身に置き、多くの学生が教員養成課程に進むなど、塾講師でありながらも教えることについて意欲の高い学生が多いことが特徴です。さらには小中学校の教育水準が日本において最高水準である中で塾は当然レベルも上がることが考えられます。その点において非常に魅力的な学外学習環境が整備されていることが理解できます。
⓶つくば市の塾選びのポイント
☆つくば市の塾にかける相場は平均でも10万以上
つくば市が所属している15万人以上の都市というくくりの中では、公立校について世帯平均で、年間およそ13万円の学習塾費、およそ4万7千円の家庭教師への出費を行っていることが政府の学習費調査で分かっています。教育熱心な教育風土を考慮すると、つくば市でもおそらく+2万円前後が見込まれるかと思います。
☆高レベルかつ実績のある塾は竹園エリアとつくば駅周辺に集合
つくば駅周辺には多くの大手の予備校や塾が並び、学外の教育活動においても十分に活用することができるのかと思います。名門として人気の高い竹園エリアでは地域に特化した個人塾が多くあります。小中学校内の活動や学習でも十分すぎると言えるつくば市ですが、高校や大学の受験となるとやはり学習塾や家庭教師などに頼りたい場面も増えてきます。
数専エースや竹園進学塾など、つくばという街で長年鍛えられている個人塾やノウハウを持った大手の塾など、マンション選びの際には付近の塾情報も集めることもポイントになるかと思います。
つくば市での教育環境についてはどうでしたか。研究学園都市とはいえここまでの先進的な教育が行われていることは意外だったのではないでしょうか。また地域の教育風土も豊かであり子供にとって学びを深める場所があることは非常に大きなポイントですね。
2.つくば市子育て環境考察
~現役パパママに聞いてみたマンション選ぶなら見ておきたいポイント~
①周囲に公園、保育園や幼稚園、スーパー、病院など何か一つでも近い場所に施設があってほしい。【小学生の子持ちママ】
つくば市には公園やスポーツ施設が141も設置されています。親子やマンションの子供同士で遊ぶには困らない環境でしょう。さらにお迎えの際に家が近くだと時間的な余裕が生まれるでしょう。たしかに何か一つでも施設があると、帰り道などで万が一の際に逃げ込める場所があるので安心感はありますね。
しかし近くスーパーが一軒しかないという場合は注意が必要です。なぜなら公園や病院などと異なりスーパーは簡単につぶれてしまうことがあるからです。そのスーパーがなくなったときでも他のスーパーが近場にあるかどうかはチェックしておきたいポイントです。
つくば駅周辺の詳しい施設情報はこちら→https://tsukuba-apartment.com/map/
⓶近くの道路の交通量が多いと子供一人で遊ばせるのにはすこし気になる。【小学生の子持ちパパ】
つくば市は四本の大きな幹線道路を中心に整備されています。幹線道路やそれにつながる道路は非常に広く設計されています。歩道についてもかなりゆとりがある設計になっており車通りの多い道路については歩行者の安全性は他の地域に比べて保証されているでしょう。
また,居住地や歩行者専用道路は車道より高い位置に配置され,安全でな歩道が整備されてます。他の地域に比べて遊びやすく安全性の高い街であることがいえるでしょう。
⓷ネットスーパーの対応可能エリアかどうか心配【小学生の子持ちママ】
つくば市は大手のイトーヨーカドーやイオンのネット宅配サービスなどにも対応しており、さらに有機野菜や無添加食品に特化したネット宅配サービスにも対応しています。そういった点においては働くママパパにとっては非常にやさしい環境が整っているといえるでしょう。今では当たり前となりつつある、宅配サービスなどは都心部を離れると意外と利用できなくなってしまうということがあります。ネットスーパーだけではなくて自分や家族が普段使っているサービスが受けることができるかというのも重要なポイントになるのではないでしょうか。
3.子育てマンションの選び方~注意したい3つのポイント~
マンション子育てのメリット・デメリット
マンション子育てのデメリット
①生活音問題
マンションでの生活での永遠の課題はやはり生活音や、騒音ですね。特に小学生はまさに音の塊というような存在かもしれません。実際に隣人トラブルなどの原因の多くは騒音の問題が多いのです。
騒音のトラブルに関しては、自分が発端でなく隣人や上の階の人が発端になることもあります。マンションでの子育てにおいて「音」というキーワードは非常に重要なポイントです。(マンションの詳し音の調べ方はこちらも参照→https://offer.able.co.jp/oshieteagent/room/sound-proof-rent/)
⓶個室として使える部屋が少ない
子供が小さいときには音で困り、今度は大きくなって困るのは「部屋数」です。子供が大きくなったり、異性の兄弟の時には個室がだんだんと必要になってきます。一戸建ての場合は、必要であればリフォームをしながら個室を作ることができます。しかしながらマンションとなるとそうもいきません。マンションを買う中でそこまで見越した判断をしないと成長した場合に不具合が起こってしまう場合があります。
部屋数のポイントは、カーテンの等の仕切りでもいいのかそれとも、完全に個室にするのかなどに加えて、リビングの近くか玄関の近くかなどによっても変わってきます。スペース的なデメリットがあるマンションではそこまでイメージしておきたいところです。
マンション子育てのメリット
①一戸建てよりも比較的安価
子供を育てるのは何よりもお金が必要となります。塾代、受験、など成長の中で人生の活動ステージを上げる中でお金がどうしても必要となってきます。そういった面において一戸建てよりもマンションは資産価値が保存されやすく、維持費用もかかるものが少ないため、比較的安価に済ますことができます。しかし安いとは言っても金利も含めた総支払額も計算しておく必要があります。総支払額に対して物件の資産価値の償却率がどのようであるのかも試算してみるとよいでしょう。しかし、これからお金が必要になってくる小学生や中学生をお持ちの方にとってはマンション購入は比較的リスクの少ない選択になるといえます。
⓶人の目セキュリティーの存在
子供が小さかったり、女の子の場合に気になるのはセキュリティー面です。つくば市のような落ち着いた環境であると数は少ないですが心配は尽きません。オートロックのマンションや、暗証番号が必要のキーであってもカバーしきれない部分があります。
多くのマンションやファミリー向けのマンションでは防犯カメラが仕掛けられているマンションもあります。さらにマンションでは多くの住民間の目があるためその点でのセキュリティーが確保することができます。
加えてみておきたいポイントは、お子さんが学校や塾から帰って自分の部屋に入る帰宅経路の間にどれだけの人の目があり、防犯カメラが設置されているかも小学生ぐらいの子供をお持ちの方であれば確認しておきたいところです。昼間はひと通りがあるが夜は閑散としている等時間帯によって大きく変わる街もあります。時間帯による変化も要チェックです。
⓷塾、病院、学校情報など子育てに欠かせない情報が入りやすい
子育てしやすい環境がそろっていて、さらに世帯数も増加しているつくばにおいてマンションには、あなたと似たように子育てや環境の良さに惹かれてやってきた方が必ずいます。当然知りたい情報も求めている情報も似てきます。特に、病院、塾、学校の3つの情報は新しい土地であればぜひとも押さえておきたいポイントになるでしょう。
一戸建てであれば高くなりがちでなる情報共有のハードルもマンションであればすれ違い際や共有スペースなど出会うことができるためハードルは低くなります。とりわけつくばは、小中一貫教育やICT教育など変わった事例が多く、検索しても知りたい情報にリーチしにくいです。そんな中で既につくばで子育てを経験している人からの情報は貴重です。様々な情報にアクセスできるのもマンションでの子育てならではのメリットでしょう。
マンション子育てしやすいマンションの選び方
⓵防音性は上下の2つからチェック
マンションで子育てを検討している方(特に小学生以下のお子さんをお持ちの方)にとってどうしてもネックになってしまうのは生活音でしょう。実はマンションの中で最も音が響きやすいのは上からの騒音です。右でも左でも上でも音は響きにくく音はほとんどが下へ響きます。
おそらく一階などの下層階に住むにあたって「防犯が心配」「湿気がこもりそう」「虫が気になる」など様々なデメリットが浮かぶかもしれませんが、それらはあくまで対応可能事項です。マンションの退去の原因となるのは多くが音によるトラブルです。子供が小さいのであれば一階を選び、子育てにかかる余計なストレスを減らすのも一つの手といえるでしょう。
⓶共有スペースの可能性をチェック
マンションの子育て世代にとって、共有スペースは欠かせません。子供にとっては社会性を学びながら成長する場であり、さら親御さんにとっては情報共有の場として機能しますし、リフレッシュの場としても大活躍です。最近ではとくにキッズスペースに加えてジムなど共有スペースに力を入れているマンションも増えています。
一昔前のマンションは単なる居住スペースの集合でしたが、現在においては一つのコミュニティとしての機能が重視されており、共有スペースの役割が重視されています。共有スペースの質や有無はマンション自体の資産価値に影響していきます。共有スペースもまた子育てやマンション購入においては一つのみておきたいポイントになるでしょう。
⓷子供が大きくなった時には個室を準備できるのかチェック
子供は思春期を迎えるにつれて自分だけの空間を必要としていきます。マンション購入時に考えたいこと、子供が大きくなった時に個別のスペースを作りやすいかということです。仮に個室でなくともカーテンで仕切りを作るコトぐらいは可能であるかということです。多くの子供にとって(特に思春期)にとってパーソナルスペースの確保は社会的な成長にとっても重要な要素となるでしょう。
「リビングが広いけどほかの部屋はあまり広くなくて部屋を半分にしたら狭すぎる。」となってしまったら、子供の成長の思わぬハードルができてしまいます。目先の3年間ではなく5年や10年を見たときに柔軟な間取りの設計ができるのかというところも考えておきたいですね
4.まとめ
- つくば市の教育カリキュラムは国内随一の先進性を持つ
- 特に進んでいるのは春日学園と竹園学園校区の2つ
- つくば市のおよその平均学校外学習費は10~15万(竹園区域などの熱心な地域ではさらにかかると予測される)
- 資金、情報、セキュリティー面という面でマンション子育てにはメリットが大きい
- 防音力、共有スペース、間取りが10年後の生活を描くことのできるマンションかチェック
つくば市の特徴はとにかく子育てに強い環境が行政、地域レベルで整っていること、さらに世帯数も増加していて資産価値が高いことにあります。この記事では子育てするにあたってつくば市ならではの情報を集めました。どんな環境に置かれても子は育ちますが環境がいいのにこしたことはありません。特につくば市の環境があれば、お子さんの知的好奇心も健やかに成長していくことでしょう。ぜひマンション選びに成功して素敵なマンションでの子育てライフを歩んでください。