つくばが盛り上がっている理由とは?

つくばのマンション完全網羅!つくばマンション購入ガイド > つくばが盛り上がっている理由とは?つくばの街の成り立ちをひも解く

つくばでマンション購入を検討されている方の中には、つくばという街が開発が進んでいてこれから 先もつくばの発展を期待してマンションを購入したい、という方も多いのではないでしょうか。

しかし、なぜ今つくばはこんなにも盛り上がりを見せるのでしょう?
今回は、つくばがこれまでどんな歴史を築いてきたのか、つくばという街の成り立ちをご紹介いたします。

つくばの街の発展のきっかけ

つくばの街が大きく発展を迎えるきっかけの一番の要因はズバリ
「国際技術博覧会」「TXの開通」です。

国際科学技術博覧会(TSUKUBA EXPO’85)では研究学園都市として整備されたつくばが世界的に知られるようになったきっかけであり、現在では筑波大学や国立産業技術総合研究所(AIST)、JAXAなどの32もの国の研究・教育機関がつくばに拠点を置くようになりました。

そしてもう一つの大きなきっかけがつくばエクスプレスの開通です。
TXの開通がつくばに与えた影響は非常に大きく、ライフスタイルが激変したという方も多いです。

1994に着工以来、11年の年月と8,400億円を費やしたつくばエクスプレスの開通によってつくばの街は変貌を遂げ始めるのです。

つくばの街の発展に大きな影響を与えたのは

・国際科学技術博覧会(TSUKUBA EXPO’85)
・TX(つくばエクスプレス)の開通

の二つだったんですね。さて次はこの二つの出来事を掘り下げてみてみましょう。

国際科学技術博覧会がつくばに与えた影響

国際科学技術博覧会がつくばに与えた影響を数字で表しますと、つくばは約2万人もの研究者が暮らす街になったことがその影響力を表す数字として分かりやすいでしょうか。
そもそも、つくば研究学園都市は、東京都心の過密緩和を図るとともにハイレベルな研究と教育を行うための拠点を作り上げることを目標とした長期的な国家プロジェクトで、2019年現在つくばには世界的大企業の研究所が数多く立ち並び、優秀な研究者がたくさん居住する「知」の街になったのです。
そのプロジェクトを世界が知るきっかけになったのが国際科学技術博覧会なのです。


ちなみにですがつくばは、東洋経済新聞が発表した「住みやすさランキング2018」で全国791都市中7位にランクインしています。
超ハイスペックな市民が数多く暮らしていることが大きな要因と言えるでしょう。

つくば発展のカギTXの開通

TX

さて次は「つくばエクスプレス」について説明していきたいと思います。

TXは、「大都市地域における宅地開発及び鉄道整備の一体的推進に関する特別措置法」の基本計画に基づき、首都圏北東部地域への交通体系の整備、JR常磐線の混雑緩和、首都圏における住宅供給の促進、沿線地域における産業基盤の整備と業務核都市形成を目的として、1994年10月より本格的な工事が始まり、2004年からは、開業にむけた全線走行試験が開始され2005年に開業しました。

TXの利用客数は右肩上がり

TXが開通するまではJR常磐線を利用していたとみられる人々がTX開通後の2005年には2000年の59%にまで減少さらに2010年には33%にまで減少、といった国土交通省のデータもあり、多くの利用客がTXへ流れていったと見れます。

首都圏新都市鉄道が2018年に初めて公表した『つくばエクスプレス 中期経営計画(2018~2020年度)』では、2020年度の1日平均乗車人員は、2017年度比8%増の40万人の見通しが示されていますが、徐々に成熟期を迎え、人口の伸びは鈍化していき、近い将来にはピークに達すると予想されています。

有料着席サービス導入

利用者の方や沿線自治体からは混雑緩和に向けた取り組みへの要望の方が圧倒的に多いため、有料指定座席のためのクロス・ロング転換車両の導入も考えられています。
しかし、クロス・ロング転換車両は座席数と立席空間を減少させ、さらなる混雑を招きかねないという懸念点もあるのです。

そのため現状では、すべての車両をロングシートに変更することなどで、混雑緩和を図ることを最優先するようです。

TXの東京駅への伸展

TXの魅力向上の最良の策としては、東京駅へのダイレクトアクセス実現を挙げられます。

TXの利用者が新幹線の発着する東京駅へ行くには、北千住駅または秋葉原駅などでの乗り換えが必要です。

一方、常磐線快速・特急は品川駅までの直通運転を開始しています。
これにより、TXと常磐線の「中間地点」の住民にとって、東京駅方面へ出掛ける際の選択肢として常磐線が有力な候補となっています。

TX沿線自治体にとっては、常磐線沿線自治体との定住人口獲得競争上、TX東京駅延伸の実現の重要性が高まっています。

 

このようにつくばの街の発展に多大な影響を与えたつくばエクスプレスですが、今後さらなるTXの改善が行われる見通しです。
有料シートの追加や、東京駅までTXが伸びることによってつくばは更に人気の街になるかもしれませんね。

つくばはイベントも盛りだくさん

意外と知られていないのですが、つくばは一年を通してイベントが盛んにおこなわれている街です。
たくさんのまつりが開催され、そこにはつくばの歴史を感じ取れます。
この記事の締めとしてつくばの行事を紹介したいと思います。

4月には筑波山つつじまつりがあり、約3000本の咲いたツツジが見れます。
5月にはつくばの最大の特色である科学を取り入れた「科学の春まつり」があり、子どもたちを中心とした各種イベント、国際交流事業などを実施しています。
8月には神輿、ねぶた、縁日屋台、大道芸、各種パフォーマンスなど盛りだくさんの「まつりつくば」を行なっています。
11月は、「平沢官衛遺跡」で遺跡の幻想的な雰囲気にあった歴史と文化をテーマとした「つくば物語」、筑波大学陸上競技場を中心に日本陸連公認コースで、毎年15,000人以上のランナーが参加する「つくばマラソン」があります。
他にも、年中イベントが開催されており、お祭りごとには困らない地域となっています。

まとめ

つくばの街が発展するきっかけやつくばのイベントを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
今では、「自然」「科学」「教育」のイメージがすっかり定着し全国屈指の住みやすい街になったつくばですがこんなことがきっかけでつくばという街は成り立っていたのですね。街の成り立ちを知ることでその街に住む納得感や安心感が得ることができますので、つくばでマンション購入と検討の方にとっても後押しになる内容だったのでないかと思います。これからも発展に多いに期待できるこのつくばで最高の生活を送ってください。

つくばのマンション探し新着記事一覧